七分間に及ぶ取っ組み合いの激闘シーン!
たしか小学五年生のときだったと記憶している。
自分たちの教室ではなくて、そのときは低学年の教室の掃除を担当していた際に些細なことで級友と喧嘩になった。
それは漫画本の貸し借りが絡んだトラブルが発端であった。
最初は互いに罵倒し合っていたのだが、興奮してどちらからともなく手が出てどったんばったんの取っ組み合いの喧嘩になったのだ。
喧嘩が始まっても周りの級友たちはまったく無関心だったし、誰も間に入って止めようとはしなかった。
元気のいいのがまたやっているという感じなのだ。
当時の田舎の小学校には全校生徒は600人ほども居たわけで、校内でのそうした生徒同士の喧嘩は日常茶飯事のことであったし皆慣れっこだった。
そんなわけで雑巾もホウキもそこらにほっぽり出して、教室の後ろの広いスペースで掃除の時間中相手とドタバタと取っ組みあっていた。
掃除終了の時間頃には二人とも息が上がりかけていて、そのベルの音と共にようやく喧嘩を止めた。
それはタイミングの良い一つの区切りではあったが、それでも二人にとってはすっきりと決着が付いたわけではなかった。
翌日、掃除の時間になると喧嘩相手とは担当教室が同じなだけに、必然的に間近に二人とも顔を合わせることとなり再び口論の末、昨日同様に取っ組み合いの喧嘩になった。
教室には同じ班の級友が他に何人かいたわけだし、その教室の担任の先生が机に向かって何か書き物をしていたのだが、昨日同様まったく誰も私たちの喧嘩には関知しなかった。
二人はわめき散らしながら、そのまま昨日同様教室の後ろで暴れたことになる。
心置きなく喧嘩に没頭したという感じであったわけで、この日もまったく掃除はしないままに終了ベルの音が鳴ると同時に二人とも十五分間の取っ組み合いを止めた。
別に二人とも事前に申し合わせていたわけではないが、ここらが止め時だと思ったのだろう。
二人して二日連続で思いっきり息切れがするまで喧嘩したわけだが、何ともいえず空しかったのを覚えている。
ただそれでも何となく一応の決着が付いたような気がした。
ドタバタの喧嘩でふと思い出したのだが、俳優ショーン・コネリー(1930年8月25日 - 2020年10月31日))が亡くなり、ちょうど2年が過ぎた。
日本で云うなら三回忌である。
ショーン・コネリーといえば007シリーズのジェームズ・ボンド役でしられているが、意外なことに彼自身はボンド役をひどく嫌っていたらしい。
それでも映画の007シリーズは世界的に大ヒットしたし、私などは007シリーズはすべて観たファンの一人である。
なかでも名作と言われる「ロシアより愛をこめて」では、ジェームズ・ボンドと屈強な殺し屋・グラント(ロバート・ショウ)との格闘シーンが、今までにない見せ場として用意されていた。
走行するオリエント急行の列車の個室内で、とにかく激しい闘いが繰り広げられた。
敵役のロバート・ショウはたしか元レスリング選手だったはずであるが、七分間にも及ぶその死闘は、それこそ途中で息切れしてしまいそうな激しい格闘シーンとして記憶に残っている。
James Bond From Russia With Love Train Fight
ロシアより愛をこめて (ロイヤル・フィルハーモニー)
たしか小学五年生のときだったと記憶している。
自分たちの教室ではなくて、そのときは低学年の教室の掃除を担当していた際に些細なことで級友と喧嘩になった。
それは漫画本の貸し借りが絡んだトラブルが発端であった。
最初は互いに罵倒し合っていたのだが、興奮してどちらからともなく手が出てどったんばったんの取っ組み合いの喧嘩になったのだ。
喧嘩が始まっても周りの級友たちはまったく無関心だったし、誰も間に入って止めようとはしなかった。
元気のいいのがまたやっているという感じなのだ。
当時の田舎の小学校には全校生徒は600人ほども居たわけで、校内でのそうした生徒同士の喧嘩は日常茶飯事のことであったし皆慣れっこだった。
そんなわけで雑巾もホウキもそこらにほっぽり出して、教室の後ろの広いスペースで掃除の時間中相手とドタバタと取っ組みあっていた。
掃除終了の時間頃には二人とも息が上がりかけていて、そのベルの音と共にようやく喧嘩を止めた。
それはタイミングの良い一つの区切りではあったが、それでも二人にとってはすっきりと決着が付いたわけではなかった。
翌日、掃除の時間になると喧嘩相手とは担当教室が同じなだけに、必然的に間近に二人とも顔を合わせることとなり再び口論の末、昨日同様に取っ組み合いの喧嘩になった。
教室には同じ班の級友が他に何人かいたわけだし、その教室の担任の先生が机に向かって何か書き物をしていたのだが、昨日同様まったく誰も私たちの喧嘩には関知しなかった。
二人はわめき散らしながら、そのまま昨日同様教室の後ろで暴れたことになる。
心置きなく喧嘩に没頭したという感じであったわけで、この日もまったく掃除はしないままに終了ベルの音が鳴ると同時に二人とも十五分間の取っ組み合いを止めた。
別に二人とも事前に申し合わせていたわけではないが、ここらが止め時だと思ったのだろう。
二人して二日連続で思いっきり息切れがするまで喧嘩したわけだが、何ともいえず空しかったのを覚えている。
ただそれでも何となく一応の決着が付いたような気がした。
ドタバタの喧嘩でふと思い出したのだが、俳優ショーン・コネリー(1930年8月25日 - 2020年10月31日))が亡くなり、ちょうど2年が過ぎた。
日本で云うなら三回忌である。
ショーン・コネリーといえば007シリーズのジェームズ・ボンド役でしられているが、意外なことに彼自身はボンド役をひどく嫌っていたらしい。
それでも映画の007シリーズは世界的に大ヒットしたし、私などは007シリーズはすべて観たファンの一人である。
なかでも名作と言われる「ロシアより愛をこめて」では、ジェームズ・ボンドと屈強な殺し屋・グラント(ロバート・ショウ)との格闘シーンが、今までにない見せ場として用意されていた。
走行するオリエント急行の列車の個室内で、とにかく激しい闘いが繰り広げられた。
敵役のロバート・ショウはたしか元レスリング選手だったはずであるが、七分間にも及ぶその死闘は、それこそ途中で息切れしてしまいそうな激しい格闘シーンとして記憶に残っている。
James Bond From Russia With Love Train Fight
ロシアより愛をこめて (ロイヤル・フィルハーモニー)
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