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エッセイや歴史情報なども織り交ぜて書いております。柔軟に題材を絞って書いていきますのでどうかよろしくご笑覧のほどお願い申し上げます。

ドラマ『SHOGUN 将軍』を観て新NISAを考える!

最高にお得な制度NISA」ご案内

今年の年初から始まった新NISAは、みなさんもう開設されましたでしょうか?

規定の範囲内の投資で利益が出たとしても一切税金が掛からないというのですから、庶民にとっては何ともお得な新制度ですよね。

通常ですと、こうした投資の利益には20.315%もの税金(分離課税)が掛かるところですが、それが気前よく国から特別に免除されるというのですから、普通に考えれば願ったり叶ったりというところではないでしょうか。

銀行に預金していてもいまの低金利の時代では利息も微々たるものですし、しかも円安傾向やインフレが加速してきて、現金(円)が実質目減りし続けている状況下にあります。

新NISAには[積み立て投資枠]と[成長投資枠]とが、それぞれ用意されているのですが、おもしろいことにその投資内容は日本国内だけに限定されては居ません。

当初、こうしたシステムが国内で国策として運用されるのであれば、日本国内の債権や株式に限定されているはずだと考えられるところですが、意外にも海外にも自由に投資できるというのには驚いてしまいました。

それもこれも無税ですから丸々お得です。

であれば、円安傾向であればあるほど国内投資は除外して、出来たら海外中心に投資した方が円資産の目減りが防げますよと云う政府から国民への思いやりメッセージなのではないかと思いました。

そういうこともあって、開始以来新NISAではオルカンや米国のsp500とかに投資資金が集中しているようですし、結局ここでもドル資産が中心に買われ始めているわけで、さすがにここは国益より国策優先なんだと思いました。

世界的なインフレは先の新型コロナのパンデミックウクライナ戦争に連動したものではありますが、ここにきていよいよ基軸通貨のドル紙幣がジャブジャブと市場に溢れているわけで、ここらは米国の財政赤字拡大の窮状や意向を汲んだところの日本お得意の外交的忖度かと思われます。

最近は究極の現物資産であるゴールドが国際市場で暴騰していますが、やはり多くの投資家がドルの凋落を予想してきていると云うことではないでしょうか?

円がドルより相対的に強くなる、凌駕するということは絶対にあり得ませんから、今後円安が一段と進むことはあっても、想定されている本格的な円高傾向はずっと先になるのではないでしょうか?




ところで、ここ数ヶ月、真田広之主演のハリウッド製作ドラマSHOGUN 将軍』が、ディズニープラスで配信されていて世界中で大きな話題となっています。

これはジェームズ・クラベルのベストセラー小説をハリウッドが映像化したものですが、そのスケールの大きさと当時の時代背景を忠実に反映されていていることで、その映像の重厚感に驚かされてしまいます。

しかもこれまで欧米では触れられることのなかった、当時のキリス教圏でのカトリックプロテスタントとの熾烈な抗争劇までが、ストーリーに織り込まれていて見応えのある作品となっています。


キリスト教は日本でこんな悪事を...』SHOGUN 将軍でキリスト教の本性を知った欧米人、驚きが隠せない。






問題作「戦国日本人奴隷貿易の真相とキリシタン弾圧の背景」を紹介

私事ですが、これまで書き溜めてきた原稿を整理していたのですが、ようやくアマゾンから電子書籍として出すことが出来ました。

戦国時代に題材と取った特殊な分野のドキュメント作品なのですが、これまで10年近くブログなどで単発的に発表してきたものをまとめて、さらに近年新たに出てきた史料を加えて書き上げたものです。

この種の出版物というのは、各方面にあれこれと忖度するような立場であるのであれば、、恐らく一般書籍としては出せないのではないかと思います。

従来の欧米史観とは程遠いわけで、それだけに際どい内容なのだといえます。


つい最近までこうした日本人奴隷の話しをすると、日本人が海外で奴隷になった話しなど聞いたことがない、デララメにもほどがあると云って真顔で怒り出す人さえ実際にいました。

それも戦後の若い世代ほど知らないのです。

というのも学校でもこの事実には一切触れませんし、情報として拡散されることは規制されていることもあって一般の日本人が知ることはありません。

それほどに日本人奴隷についての情報は日本人にとっては縁遠い話しであり、これまでもタブー視とされてきたわけです。

その理由は何故だかお分かりでしょうか?

いまの日本人の多くからみれば、世界史に登場するかってのアフリカ大陸の奴隷貿易そのものはアジア地域とはまったく無関係の出来事として捉えられてしまっています。

しかしこれは歴史的事実とは違っています。

アフリカ同様、東南アジアや極東アジアの中国、朝鮮、日本にも西洋の奴隷船はやって来ていたのです。

日本ではほとんど知られてはいませんが、アフリカだけではなく当時は大航海時代の美名の下で世界的なビジネスモデルとして極東アジア地域にまで奴隷貿易がはびこり、拡散してきていました。


これに戦国大名倭寇集団、さらには人買い奴隷商人が取り引きに加担し、中国マカオにはアジア最大の奴隷市場さえもが出現していました。

その背景とは一体どんなものだったのでしょうか?

近年日本人拉致問題が度々クローズアップされましたが、歴史的にみればかっての戦国時代にも戦乱では人狩りが頻繁に行われ、そこには戦争難民の悲惨な拉致が繰り返されていました。

その多くが若い女性や子供たちでした。

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そして拉致された人々は次々と海外に売られ、中国マカオの奴隷市場に集められた後、そこからマニラ、アカプルコ、インドのゴアを経由してガレー船輸送でヨーロッパの市場(リスボン奴隷市場)へと転売されていったのです。

奴隷売買のこの時代には奴隷とされるべき人種はもとより、正式な輸出許可書が存在していたのです。


奴隷売買そのものは当時の西欧キリスト教圏での当たり前のビジネスモデルというべきものでしたし、収益の大きなこのビジネスに多くの南蛮商人が群がりました。

この背景には当時の大航海時代の世界観として、西欧人から一方的に奴隷種と見なされる、いわゆる異教徒がアフリカやアジア地域には溢れていたということになります。

しかし戦後の日本人はこうした悲惨な歴史は教科書では一切教えられませんし、一般市民にも知らされてはいません。

敗戦後の日本の歴史書では、日本人奴隷に触れることは一種のタブーとも云える領域でした。

その背景として敗戦直後のGHQの管理下では、西欧を誹謗するような書籍類は学校や図書館からことごとく一掃され排除されていった経緯がありました。

記録文書そのものが失われれば、敗戦国の日本人はそれこそ不都合な真実には沈黙せざるを得ません。

当然のことですが、国の管理下にある権威あるアカデミックな分野でもこの流れは連綿と継続してきたわけです。

しかしながら、こうした流れは地方の郷土史や伝承記録までをもすべて抹消してしまうことは出来なかったわけです。

本書は戦国時代に題材と取った特殊な分野のドキュメント作品なのですが、これまでは国内で活躍した武将中心の世界を俯瞰するのとは別に、日本の戦国という時代様相とともに、当時の日本は海外とどのような対外的交渉があったのか捉えてみました。

その時期、まさに日本は戦国時代真っ只中だったのです。


新兵器の鉄砲伝来とキリスト教宣教師の渡来とによって、当時の戦国まっただ中の日本にはいきなり南蛮勢力の侵入という新たなファクターが付け加えられたのです。

そしてここで南蛮商人らは極東アジアの島国日本に未曾有の商機を見出したのですが、そこには悲惨な戦国難民が発生する一方で、端から日本人を奴隷種とみなす南蛮商人とが奇しくも同時に登場してくるという過酷な展開が見られたのです。



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そうした戦乱の時代を背景にして、過酷な日本人奴隷の歴史が隠れたまま展開していたのだともいえます。

なお本書では当時のキリシタン迫害に関して記述するにあたり、西洋からのキリスト教伝播そのものを一方的に好ましいものと捉えているわけではなく、殉教者側と為政者側双方の政治的な鬩ぎ合いについても独自の視点を置いてみました。

評価や観点そのものには多くの異論や反論があるかと存じますが、自由な立場から忌憚なく歴史的事実を紹介しています。

一部の人にとって不快な記述内容が含まれている場合もありますので、お読みになる場合は自己責任でお願いします。


奴隷貿易に抵抗した長崎代官村山等安について

本書は400年以前の海外への日本人拉致事件ともいえる奴隷貿易をテーマに地方史的視野、それも極東の島国九州という地政学的位置からも記述しています。

何故に九州なのでしょうか?

当時最も西洋や大陸とも繋がっていた最前線の九州だからこそ見えてくる歴史的背景というものがそこにはあります。

まさに西洋と戦国日本とが激突する過酷でダイナミックな現場がそこにはあったのだといえます。

しかも歴史というのは単発の事件を並べただけでは解明できないものであって、すべての事象、事件というものは個々の人間を介して見えない部分で複雑に繋がっているものです。

同時に歴史には、その時代に生きた人間,証人となる確かな人物が登場していなくては成り立ちません。

そこで登場する日本人として、尾張の浪人として九州長崎に流れ込んできたキリシタン村山等安の数奇な半生を本書では織り込んでみました。

等安は卓越した才覚によって貿易商として巨万の富を手にしただけではなく、長崎代官の役職にまで上り詰めますが、そこには政治絡みの権力闘争やキリシタンとしての宿命的な葛藤がありました。

しかも等安は武人としての矜持をもって奴隷貿易に抵抗してく過程でそれまで親しかった者との決別を決意すると、異端者となってそれらの敵対する勢力との壮絶な権力闘争を展開していきます。

村山等安は対外的には中国(明)との支配海域を確認する外交交渉において画期的な成果を成し遂げていたのですが、当時の幕府も後世の為政者もこの事実を黙殺したのです。これが皮肉なことに、現在の尖閣諸島問題と深くリンクしているのです。

本書の中では彼を取り巻く人物として、当時の権力者であった太閤秀吉や将軍徳川家康・秀忠、戦国大名高山右近、大村喜前、天正遣欧少年使節千々石ミゲル、さらには宣教師ジョアン・ロドリゲス神父、デ・モラレス神父、貿易商末次平蔵、長崎奉行長谷川権六、イエズス会司祭荒木トマス、背教者不干斎ハビアン、殉教者村山マリアといった多くの人物が次々と登場してきます。

とにかく読んでいただければ、その面白さはご理解いただけると思います。

貴重なパブリック図版や独自の画像を網羅していくなどして、当初の予想を超えて内容が400ページ近くなりましたのが、今回は手軽で経済的な電子書籍の形で出版することにしました。

これだとタブレットやパソコンでも閲覧できますし、読み上げソフトにも対応できます。


内容紹介の一部紹介

戦国時代に人買い船が西方よりやって来た!
火薬一樽は、日本人の娘五十人で取引されたというのは事実なのか?!何故に、日本に鉄砲が持ち込まれたのか?!
鉄砲で始まり鉄砲による未曾有のキリシタン軍団の大乱で終わる秘められた九州戦国史、歴史教科書では絶対触れることの出来ない戦国時代のその真実とは?
時代の激流に翻弄されながら、武人としての矜持を保った長崎代官・村山等安の壮絶な生きざまも併せて紹介したドキュメント作品。


● 何故に、鉄砲が持ち込まれたのか?!/すべてはキリスト教伝来から始まる/それでも夜は明けるというのか?/いま再評価される「キリシタン大名の果たした輝かしい歴史的功績」とは一体何か?(1)
天正遣欧少年使節イエズス会宣教師ヴァリニャーノ/いま何故、天正遣欧少年使節千々石ミゲルの存在が問われるのか?/イエズス会と九州戦国時代の様相/イエズス会キリシタン大名の戦闘にどのように介入したのか、/何故九州にはキリシタン大名が多いのか/そして南蛮の奴隷船がやってきた(2)
● 戦国九州の奴隷取引の実態を追跡する・その1/奴隷取引を容認したローマ教会/奴隷化される人間、対象となる人間が存在していた/イエズス会宣教師が絶賛した織田信長の所業/アフリカ方式の奴隷狩りとは/海外に売られた戦争捕虜/当時の奴隷供給の背景と様相/アジア最大の奴隷市場・中国マカオの存在/アジアにおける日本人奴隷の実態(3)
● 秀吉は、何故バテレン追放令を出したのか・アジアにおける日本人奴隷の実態・秀吉を激怒させたものとは何か・何故にキリシタンは、弾圧されたのか(4)
千々石ミゲルの棄教・大村喜前・応用倫理神学(5)
キリシタン大名による奴隷貿易は特殊なものだったのか・保身に転じたキリシタン大名・その後の千々石ミゲルと時代背景・ 命を狙われる異端者、千々石ミゲル(6)
千々石ミゲル、長崎へ逃げる・長崎代官・村山等安とは何者か・ キリシタン貿易商としての活躍(7)
千々石ミゲルと長崎代官・村山等安との邂逅・ 長崎の教会と村山等安・それでも奴隷貿易は続く・奴隷の輸出許可書を誰が発行したのか・ ジョアン・ロドリゲス神父の登場(8)
● 長崎でのイエズス会ジョアン・ロドリゲス神父の活動・ 等安、イエズス会からの離反を決意する ・ 村山等安と彼の一族が支援した宗教活動 (9)
● 長崎・マードレ・デ・デウス号事件・追い詰められるキリシタン・ 等安の命運を決定付けた長崎聖行列(10)
● 誇り高き同志、キリシタン高山右近との別れ・村山等安の決死の行動計画・その①・キリシタン弾圧と村山一族の動き・決死の行動計画・その②(11)
● 幕府の思惑と村山等安の画策・幕府が恐れた村山等安の存在・等安の対コンフラリヤ策とは ・村山等安の台湾遠征の目的とは?(12)
● 村山等安に忍び寄る影・村山等安に対抗する勢力とは・村山等安と末次平蔵との確執(13)
● 末次平蔵の怒りを買った等安・末次平蔵を操るイエズス会の陰謀 (14)
イエズス会司祭荒木トマスの暗躍・荒木トマスとは何者か・荒木トマスの放った一撃(15)
● 村山等安、窮地に陥る・末次平蔵の勝利 ・裁かれる村山一族・ 村山等安、ついに斬首される (16)
● 村山一族の斬首、殉教者・ キリシタン弾圧の時代と元和大殉教 ・キリシタン村山マリーアの殉教・ 陰謀の顛末とキリシタン弾圧の時代(17)
● 村山等安を評価していた背教者不干斎ハビアン・「破提宇子」=「地獄のペスト」を書いたハビアン・ハビアンの不可解な死に隠されたもの・その後の千々石ミゲル (18)
イエズス会世界戦略・大航海時代と侵略の歴史・「宣教活動→仲介貿易→軍事行動→植民地化」という侵略の図式 (19)
● 日本でのイエズス会が採った軍事戦略・イエズス会に踊らされた秀吉・九州には、キリシタンによる内乱の火種があった・本能寺の変との関わり(20)
● 国内最大の内乱が、キリシタン武装勢力、3万7千人の大乱勃発! ・村山等安一族が残した功績を顕彰する(21)
● 最強の傭兵部隊天草四郎鉄砲軍団の実態と、その攻防・鉄砲二千丁による猛攻とその後の悲劇 ・ついにはオランダ艦船の手を借りる(22)
● 悲劇の主役は、一体誰だったのか・何故に、ここにきて千々石ミゲルなのか・鎖国令・反乱はキリシタン傭兵部隊の暴走だったのか(23)

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