いきなり頭内で礼砲が炸裂するとき!
頭痛などの症状とは関係なく、床に入ってほんの寝入りばなにいきなり「パーン!」という大きな爆発音が耳の傍でして、そのまま飛び起きたものの周囲では何も起こっていなかったというような現象を経験をされたことはないだろうか。
いまのは錯覚だったのか?という感じである。
花火の音というか、まるで拳銃を発射したような音が睡眠中にいきなり頭に響くのであるから、これは不快このうえない。
このように頭の中でいきなり大きな爆発音がするといった経験があるとしたら、それは「頭内爆発音症候群(exploding head syndrome)」といわれるものである。
head syndromeといわれるということは、当然何らかの身体的異常であろうかとも思われがちであるのだが、普段耳にしない病名ではある。
とはいっても、これは電磁波過敏症を訴える人に多くみられるようで、ここではそれとの関連性が疑われるのであるが、日本では一般に注目されるような傷病ではないのはたしかである。
病名としてさえ実在はしないというところかも知れない。
多くの場合、浅い睡眠中に発生するこの爆発音自体はほんの一瞬であり、自覚するとしてもそれも1回のみである。
一晩に何度も連続的に繰り返し発生することはないようだ。
それでも頭内爆発音症候群自体は寝入りばなに発生するので、眠りそのものを突然妨げられることになる。
これが頻繁に起これば、大抵の場合何かの病気ではないかと本人は不安に襲われるわけで、そのまま症状が解消できなないとなると精神的なダメージまで引き起こしかねない。
機能的な症状であって、実際に検査しても異状などは見つからないのだという。
欧米の統計によると頭内爆発音症候群は高齢者はもとより、若い人も含めた人口全体の10~20%が経験しているとされる。
これだと5人に1人は、普通に頭内爆発音を経験する可能性があることになる。
実は「頭内爆発音症候群」は私も何度か経験がある。
睡眠が中断される不快感はもちろん、この直後には心臓も何だかバクバクする。
どうかすると半分寝床から体が飛び上がってしまう。
これを体感として例えるならば、やはりそれは礼砲の近迫射撃ともいうべき感覚であろうか。
即位の礼 「礼砲21発」(フルVer)
礼砲の音に似ているとはいえ、寝ている最中にいきなりドカンという大きな爆発音で叩き起こされるのだからこれは堪らない。
病気に付随した症状なのか、何らかの薬物が効くのかどうかは分からない。
ただ思い当たることは、「頭内爆発音症候群」については東洋医学分野では古くから知られていた症状ではあるのだ。
少し専門的な話しで恐縮ではあるのだが、そこでは「頭内爆発音症候群」について特別な病名は付けられてはいないが、そこそこ病症としては知られていたのは事実である。
これなどは、まさに気のレベルの身体異状と云えるわけで、反応が出ている経絡を的確に探し出せれば即治療が出来る。
鍼灸治療では睡眠障害があるということで、通常ではこうした症状であれば肝経や心経の経絡に異常があると判断されることが多いであろう。
そこで肝の経絡上の経穴を選んで治療するところであるが、実際にはそれではほとんど効果が現れないし、この場合肝経は関与していない。
そこに一手間必要になってくる。
経験的にいえば、この「頭内爆発音症候群」の治療の決め手は肝経ではなく、脾経の経穴を治療点にすることがポイントで、それで処置すれば不快な症状がほぼ解消される。
おそらくこの「頭内爆発音症候群」に対して素早く対処できるのはこの鍼灸治療ではないかと思う。
「頭内爆発音症候群」は、不眠症関連と云うことで注目されるところであるが、やはり身近な電磁波環境を改善することがもっとも効果的である。
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