カネマサ電磁波波動コンサルト

エッセイや歴史情報なども織り交ぜて書いております。柔軟に題材を絞って書いていきますのでどうかよろしくご笑覧のほどお願い申し上げます。

東洋医学関連の電子書籍を出しました

東洋医学を再評価する!

【衝撃】「人間はコンピュータである」米有名大学が実証へ! 意識や感情も“量子”で解明、人間観が劇変か!
人間の脳が量子コンピュータである可能性が浮上。その解明に向け、米カリフォルニア大学の理論物理学者、マシュー・フィッシャー教授らがテストを行う予定だと、科学ニュース「Science Alert」(29日付)が報じている。
(2018/03/31)

http://tocana.jp/2018/03/post_16458_entry.html

心と身体をつなぐ「心身相関」の神経回路 名古屋大学が解明
https://univ-journal.jp/31102/

考える「腸」と「脳」:その不思議なメカニズム

https://www.nippon.com/ja/japan-topics/c08004/


「気」と「東洋医学」の電子書籍を出しました!

私事ですが、今回ちょとした専門書をアマゾンから出しました。

中国の伝統医学の基礎理論である「経絡」や「気」についての解説本ですが、紙の本にすると約300ページ以上のヴォリームになります。

対象は鍼灸師や整体師、気功師などの東洋系の治療家の方向けということで、一般の方が読まれたらちょっと難解な部分もあるかもしれません。

人体の「経絡」や「気」というと、一般には目には見えないものだけにどうしても半信半疑に捉えられがちですが、長年人の体に触れているような治療分野のセラピストや鍛錬を続けてきた武道家には準静電界レベルの生体現象として感じられるようになります。zuju01

 

さらにはこの人体の「経絡」や「気」が分かるようになると、これらを介して治療に必要な身体情報が取り出せるようになります。

 

一口で言うと、体調不良の様相や状態が気の流れや生体経絡の変化を確認することで、いろいろな反応のレベルでその変化が捕捉出来るようになるというわけです。

 

かっての古代中国の医師たちはみなこの伝統的な手法を巧みに使って患者を診断し、治療を施していました。

 

精密な診断機器どころか、レントゲンや体温計さえない厳しい状況であらゆる病人を治療していたのですから驚きです。

 

そうした二千年前の最古の医学書や薬物書も少なからず残されています。

 

すでにその時代に人体の「経絡」や「気」についての詳細な情報と、それを使った治療技術とが記されていました。

 

古代人は人の体内では血だけではなく、気というものも全身くまなく流れていると考えました。

 

通常人体には心臓による血液循環が常時全身に隈なく及んでいるのですが、これとは別にさらに目には見えない生体エネルギーの還流があって、それが特定のライン(経絡)を常に流れ続けているのだと古代人は考えていたのです。

 

古代ではこの人体の「経絡」や「気」の流れが生命活動の源泉であり、人体の生理活動そのものであるとみたのです。

 

これを現代風に分かり易くいうと、生命活動においては血液のような目に見えるいわゆる分子量の大きな液状物質としての流れ以外にも、さらに分子量の小さな目には見えない極小のもの(気)の流れが生体内にはあるという捉え方なのです。

 

西洋医学でこの全身の血液循環のシステムが解剖学的に理解されたのは16世紀になってからでしたから、この点だけをみても古代中国では先駆的な生理観がすでにあったことになります。

 

同時にそこには血液循環だけではなくて、そうした根源的な生体エネルギーである生気の流れが人の生命活動(栄養・免疫・精神活動)を維持しているという考えがあったのです。

 

つまり病気になるとこれらの生理的な気の還流現象が阻害され滞ると、その変動はそのまま人体の体表面の「経絡」上に病変として現れるものだとして、その変調を診て病状をより詳しく捉えようと試みたわけです。

 

特徴的なことは、気というものの機能性として脳の働きや個々の精神活動に大きく作用するということと同時に、内臓(五臓六腑)と意識や精神活動とは密接な相関関係があるということが指摘されていました。

 

古代の医師たちは病人の顔色を診たり、声を聞いたり、精神状態や体調を問診したり、さらには直接体表面に触れたりして診察したのですが、もっとも特徴的なのは脈状によって体内の病状を捉えようとしたことでした。

 

そこでは血液循環だけではなく、病人の脈を直接診ることによって体内の気(生命エネルギー)の還流の様相を巧みに補足することに注力しました。

 

古代の医師たちは脈の状態や体表面の経絡を探る感覚を研ぎ澄ますことによって、体内の気(生命エネルギー)の還流現象をとらえるという独自の術式を考え出したわけで、これによっていわゆる機械器具を一切使わずに病態を補足できる診断技術を確保したということになります。

 

同時にそこから、この体内の気(生命エネルギー)の還流を正常な状態に回復するのに適合した多種多様な独自の治療技術を確立していきました。

 

それが現在の伝統的な鍼灸の術式であり、湯液(漢方薬)であり、導引吐納(気功法・呼吸法・医療体操)・按ギョウ調摩(医療マッサージ)・利関(整体術・整骨)といった多くの治療技術に繋がっているということになります。

 

うがった見方で言いますと、古代中国においてはこうした人体の「経絡」や「気」を診る診断法と独自の治療技術とが見事にセットになった形で、すでに合理的な側面を見せて治療システムそのものがほぼ完成していたということが窺えるわけです。

 

この大陸系の医術は古代の日本にも伝わりましたが、おおよそ奈良平安期から江戸時代まで、いわゆる西洋医学が入ってくるまでの間はこうした東洋系の医学が占めていたことになります。

 

現代でも、日本には伝統的な東洋医学として漢方や鍼灸が継承されてきていますが、当然そこでは「気」や「経絡」という専門用語が使われることがあります。

 

数千年という文明史の流を経て厳しく淘汰され続けてきたこれらの古代の医療技術がその原型を残したまま廃れることなくあるということは、生体の「経絡」や「気」というものの存在がいまだに無視できないものであると認識されているが故だと考えます。

 

意外なことですが、「経絡」や「気」というものの実態を解明していく上では、現代の最先端の分子生物学量子力学は非常に参考になると考えています。それもこの上なく相性がいいのです。スクリーンショット 2023-03-20 103300

 

それというのも生体の経絡現象そのものは、量子力学で云うところの情報を瞬時に伝えることができる「量子もつれ」と呼ばれる特殊なシンクロ現象に比定出来る部分が多々あるからです。

 

さらには生体全体に展開する十二経絡投影というフラクタル次元の精緻な様相そのものは、情報やエネルギーの流れを効率よく循環させる螺旋状の渦巻き循環(トーラス運動)とも見事に符合していると考えています。

 

現代の最先端科学ではすでに量子脳理論が登場してきていますし、Posner分子や量子コンピュータの研究も進められています。

 

一部では量子脳理論と魂の存在との関連が指摘されてきていますが、東洋の古代医学もそれにいち早く対峙していたと云うことになるのではないでしょうか。

 

いわゆる古代の不老不死思想から観れば、生体の老化現象は疾病状態そのものに他ならないのです。

 

中国医学では常にそうした生体のエントロピーの増大という不可逆的状況にも挑戦してきました。

事実、かって後漢時代の名医・華陀は、加齢による老化細胞の増殖を明確に指摘していましたし、「生体経絡」の老化現象と「気」エネルギーの加齢による衰退についても深く考察していたのです。


「経絡」や「気」についてに関心を持っておられる治療家・セラピストの方々に是非本書をご一読いただけたらと思います。


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「治療家・セラピストのための生体経絡・生気論: 東洋医学史」「 Kindle




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