驚愕の日ユ同祖論とは
太古の日本と古代イスラエルとの間には、何やら歴史的に深い繋がりがあると度々云われてきた。
いまでは格好の都市伝説の一つになっているが、あまりにも突拍子もない珍説だけに日本人には奇異に思えてしまう。
それがいわゆる日ユ同祖論(日猶同祖論)なのであるのだが、これは日本人(大和民族)とユダヤ人(古代イスラエル人)とは共通の先祖を持つ兄弟民族であるという説のことである。
歴史教科書では一切触れられないことであるが、意外にも現在のイスラエル国内でさえも広く知られていることだから、ここらは俄然面白くなってくる。
日ユ同祖論のそもそもの発端は明治期に来日したスコットランド人のニコラス・マクラウド(ノーマン・マクラウド)が著した論説を嚆矢としているのだが、それ以降一部の日本人とユダヤ人によって提唱されているスケールの大きな歴史的仮説ということになる。
かって古代イスラエルの12支族は国が亡びて散り散りばらばらになり、そのうちの10支族の消息がいまだに不明なのだとされてきた経緯があるわけで、いまでもユダヤ人はそれらの氏族の足取りを世界中に探し続けているという。
そこから、古代の日本にそれらの一部の古代ユダヤ人が渡ってきたのではないか、大和民族とユダヤ人との間に何らかの関連性があるのではないかという文化人類学的な説が登場してきたということになる。
いまでは、日本はその有力な候補地だとされているのだが、一体何故であろうか?
単なる仮説に過ぎないと思われる部分とは別に、新たに考古学的な遺物までが次々と目の前に並べられてくると、いよいよこれはまったくの偶然とは思われないのではないかということになってくる。
それらの説をいくつかにまとめて分類すると次のようになる。
1.古代イスラエルの「失われた10支族」は、たしかに日本に渡来したという説。
2.古代イスラエルの「失われた10支族」のみならず、12支族すべてが日本に来たという説。
3.世界に散らばった10支族のうち少なくとも1支族、あるいは2支族が日本に渡来したという説。
4.むしろ古代日本人こそが、逆にユダヤ人の先祖であるという説。
いまでもこれら4つのパターンでそれぞれが話題になることがあるが、とてもではないがここらは薄っぺらな歴史教科書なんざには書かれることはない。
それに日本人自身が何も知らないことだから、にわかに信じられるわけもないのだ。
ここで何やら凄いと思えるのが、4番目のような議論が登場してくる日本という国から覗く太古史という歴史的なその懐の奥深さが備わっているところである。
何故に古代イスラエル人は、遠く日本までやってこなくてはならなかったのか?
もとよりそこには、そうすべき理由がユダヤ教を国是とする古代イスラエル人側にあったからである。
そうした議論の前に、ここでも必要な材料がどこからがぞろっと出されてくるところがやはり日本はすごいと思うのである。
日ユ同祖論② 日本人とユダヤ人の繋がりを探る 都市伝説
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