カネマサ電磁波波動コンサルト

エッセイや歴史情報なども織り交ぜて書いております。柔軟に題材を絞って書いていきますのでどうかよろしくご笑覧のほどお願い申し上げます。

色男ほど何故か幽霊を極端に怖がるのです!

伝説の色男イカボッド先生に纏わるホラー伝説

スリーピー・ホロウの伝説」というホラー話しをご存じであろうか。

原作はワシントン・アーヴィングの短篇集に収録されたている「スリーピー・ホロウの伝説・故ディードリッヒ・ニッカボッカーの遺稿より」という耳慣れない物語が出所であるのだが、歴史の浅いアメリカが現場となっているから何だか面白い。

それも怪談にも似た怖い話であるから、どこかしらアメリカ人好みのホラーでもあるのだ。

内容はアメリカの独立戦争で死んだドイツ人傭兵の亡霊が戦いで失った頭を探して彷徨うというアメリカの民間伝承を基に、アーヴィングがヨーロッパ旅行で得た幽霊伝説などを加味して創作したものである。

 

この物語に登場するイカボッド・クレーンは、村の名士の娘を巡って恋敵たちと争う色男の教師でもあるのだが、彼の容姿の描き方がすこぶる変わっている。

彼は長身痩躯で手足が異様に長くて、その上小さな頭に鳥のくちばしのように長い鼻が突き出している。しかもグルメに眼がないときている。

とにかく彼は食いしん坊なのだ。

歩き回る格好といったら、まるで畑から逃げ出してきたカカシのようだとも表現されているから、それこそ見るからに漫画チックなのである。

イカボッド先生は見た目は栄えないが、それでいながら教師と云うこともあって村の若い女性にはそれなりにもてているようにもみえる。

しかも音楽や美味しい料理には格別な関心を持っている紳士という都会的な側面も見えなくもないわけで、それなりに様になっているから愉快なのである。

そんなイカボッド先生は、あるとき村の名士の娘で美人の魅惑的なカトリーナに一目惚れする。

カトリーナもいささかイカボッド先生に関心を寄せているふうでもあるから、色男のイカボッド先生は俄然張りきるのである。

しかもカトリーナの父親は村一番の金持ちでもあるのだから、イカボッド先生も恋敵に邪魔をされてもここは引き下がるわけにはいかない。


ある日そのイカボッド先生にカトリーナからパーティの招待状が届くのであるが、彼はめかし込んでスリーピー・ホロウの森の先にある彼女が住む大きな屋敷に喜び勇んで出かけていく。

そしてイカボッド先生は名士の屋敷でのパーティで、その恐ろしい怪談話しを恋敵から聞かされる。

イカボッド先生はとにかくそうした幽霊が怖くて仕方が無いのだ。

何と村近くのスリーピー・ホロウの森には恐ろしげな首なし騎士の幽霊が出没し人を襲うというのである。

しかも恐ろしいことに幽霊に捕まったが最後、命はないと云うではないか。

イカボッド先生は心中穏やかではない。というのもパーティが終われば、夜中にそのスリーピー・ホロウの森を通って自宅に帰らなくてはならないのだ。

行きはよいよい、帰りは怖いである。

恐ろしい首なし騎士の幽霊の話しを聞いたイカボッド先生は、その帰り道の薄暗い森の中を恐る恐る通るのであるが、不運にもさきほど聞いたばかりの首なし騎士に突然遭遇すると、その幽霊騎士に森の中を執拗に追いかけられる。

イカボッド先生はその恐怖に戦き、必死に森の中をしっちゃかめっちゃか逃げ回る。

森との境にある橋まで逃げ切ったと思われた瞬間、幽霊騎士は手にしていた頭をいきなりイカボッド先生に投げつける。

翌日、村からイカボッド先生の姿は忽然と消えてしまう。



スリーピー・ホロウの伝説」




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