古代史最大の謎に迫るドキュメント紹介！
「徐福渡来伝説を検証する」太古の日本に渡来した徐福とは何者か？
紀元前の古代における方士徐福の日本への渡来は、東アジア地域の古代史を語る上でも無視できない重大な歴史的事件であるといえます。
しかしながら、これに対してわが国の正史にはまったく徐福に関連する記述がない事もあって、徐福の日本渡来そのものは古来より民間伝承の域を出ないままに捨て置かれてきました。
しかも時の権力者からは、徐福の日本渡来は常に異端視され排除され続けてきた複雑な経緯があります。
しかしながら、これに対してわが国の正史にはまったく徐福に関連する記述がない事もあって、徐福の日本渡来そのものは古来より民間伝承の域を出ないままに捨て置かれてきました。
しかも時の権力者からは、徐福の日本渡来は常に異端視され排除され続けてきた複雑な経緯があります。
日本の統治者側から見れば渡来してきた徐福なる人物は、大陸の王侯に繋がる人物であるあることから、政治的にはより明確な渡来人という認識がされていたのだと思われます。
当時とて日本は無人ではなく、すでに先住者の縄文人やそれに続く弥生人集団が各地に住み着いていましたし、そこへ新たに徐福らは集団的移住計画の下に数千人規模で大陸から渡ってきたわけですから土着の者達とはそれなりに政治的対立があったはずなのです。
徐福の日本への集団移住は結果的には多くの文化的、政治的、地政学的にも成果を残したことは確かなだけでなく、その後の倭国としての統一に至るまでには紆余曲折の権力闘争があったはずです。
そうした古代日本において、新勢力である徐福一行は王権をかざして組織だった活動を行ったものと思われます。
その間に倭国の統治者、王族との間には徐福一族やその係累が直接関わっていたことは否めませんし、大きな内乱も度々発生していました。
当然のこととして、徐福と後の邪馬台国との関連も問われてくるところです。
ここらは想像の域を出ませんが、徐福渡来自体は日本の為政者にとっては出自と云うことではそれだけ微妙な部分あるということであり、時の為政者からみれば政治体勢や対外的な外交の根幹に触れる特異な事件としてもその取り扱いには苦慮していたのだともいえます。
おそらく当時から大陸からの渡来してきたという出自や事績そのものは、為政者からはよそ者扱いされていたのではないかと思われます。
日本国内、それも九州に限ってみても徐福渡来の伝承遺跡はいくつも残されているのですが、どうしたことか大和政権下の史書、国史には、邪馬台国同様まったく徐福に関する記述は残されては居ません。
つまりは記録が無いと云うことは、史料を見る限り徐福渡来も卑弥呼も日本とはまったく関わりの無い事件だったということになってしまいますよね。
でも意外なことに、同じように記録が無くとも邪馬台国と女王卑弥呼だけは日本古代史の中心的存在なんですね。
邪馬台国と女王卑弥呼は学問的に容認できるけど、徐福渡来はむしろ触れてはいけないというわけです。
もとよりわが国の歴史教科書にしても徐福の渡来は一切記載されることのない、古代史上の特異な事件という位置付けにあるわけです。
そうなると俄然、面白く思えてきませんか？
同じように正史に記述がない古代の邪馬台国や卑弥呼の存在は古代史として学会でまともに取り上げられ論じられることはあっても、不思議なことにこの徐福渡来伝説だけはアカデミックな世界でも一貫してタブー視されてきたということです。
そうなると俄然、面白く思えてきませんか？
同じように正史に記述がない古代の邪馬台国や卑弥呼の存在は古代史として学会でまともに取り上げられ論じられることはあっても、不思議なことにこの徐福渡来伝説だけはアカデミックな世界でも一貫してタブー視されてきたということです。
そのようなイレギュラーな事件などは、無かったということです。
当然のことですが、アカデミックな学会で取り上げられないものが教科書に載るわけがありませんよね。
結局のところ、日本の歴史を語る上で徐福渡来そのものには不都合過ぎる事実が多々あるからなのです。
ここで云う不都合過ぎる事実とは一体何なのでしょうか？
ここで云う不都合過ぎる事実とは一体何なのでしょうか？
近年中国では、古代の史書はもとより、膨大な家譜（家系図）の調査研究によって徐福の存在と伝承そのものが二十世紀後半に歴史的事実として確定されただけでなく、さらにその出身地も追跡調査で新たに発見されたことによってこれまでになくその事件の全貌が注目されだしました。
それ以降中国では度々徐福学会が開催され、各専門分野の研究者によって徐福研究が進められてきています。
徐福は二千二百年前に秦の始皇帝の命により不老長寿の霊薬を探し求めるという名目の下に、百工（技術者）を含めた数千人規模の移住入植計画を実行に移すべく大船団を仕立てて蓬莱（古代日本）に渡来してきました。
当時の日本には原住民はいても原始的な生活様式しかありませんでしたし、徐福らはその足掛かりとなる拠点をまず九州各地に設けていったのです。
当時の日本には原住民はいても原始的な生活様式しかありませんでしたし、徐福らはその足掛かりとなる拠点をまず九州各地に設けていったのです。
二千年以上経った現在でも徐福渡来の痕跡は九州の各地に伝承遺跡や伝説として残されていますが、それだけに歴史的事実として評価されるには証拠立てが必要になってきます。
徐福渡来を追跡していくには一つの専門分野では収まりきれない柔軟な思考が必要であろうと思われるのですが、細分化された学問的見地からはおそらく全容は見え難いのではと懸念されるところでもあります。
実際には、古代史はもとよりそこには伝承遺跡、地名、風俗伝承、神事、民俗学、中国史、医学史、古代海洋史といった広範な文化人類学的考察も必要になってきます。
謎の古代史として追跡していく上で、ここらがもっとも面白いところです。
本ドキュメントでは、日本国内でのいくつかの見逃せない徐福渡来の痕跡と、その歴史的変遷の経緯を詳しく紹介しています。
そこには二千年以上以前の古代日本の姿と驚きの事実が次々と登場してきます。
徐福渡来を追跡していくには一つの専門分野では収まりきれない柔軟な思考が必要であろうと思われるのですが、細分化された学問的見地からはおそらく全容は見え難いのではと懸念されるところでもあります。
実際には、古代史はもとよりそこには伝承遺跡、地名、風俗伝承、神事、民俗学、中国史、医学史、古代海洋史といった広範な文化人類学的考察も必要になってきます。
謎の古代史として追跡していく上で、ここらがもっとも面白いところです。
本ドキュメントでは、日本国内でのいくつかの見逃せない徐福渡来の痕跡と、その歴史的変遷の経緯を詳しく紹介しています。
そこには二千年以上以前の古代日本の姿と驚きの事実が次々と登場してきます。
目次
●はじめに
第１章 二千二百年前の古代中国と古代九州の祭祀の共通性とは
１、徐福渡来伝説の核心部分
２、徐福と古代海洋民族との密接な関係
３、「その旧語（伝説）を聞くに、自ら太伯の後と謂う」
４、古代職能集団はどこから来たのか？
５、徐福の時代の古代祭祀と海のシルクロード
６、徐福は本当にインドに留学していたのか？
第２章 徐福が古代日本に王権をもたらした
１、物的証拠を探し求める
２、方士・徐福に繋がるか遺物とは何か？
３、それは七支刀なのか、霊薬なのか？
４、「七支刀」、その由来と謎を解明する
５、古代イスラエルのメノラの燭台の話
６、現地「高野の宮」を取材する
７、平原廣澤の王・徐福
第３章 古代九州史は何故消されたのか？
１、徐福伝説と邪馬台国・卑弥呼の勢力圏
２、古代筑紫国の大地震の記録について
３、大権現とは徐福のことなのか？
４、日本神話の謎に挑む
５、古代の医術・和方の存在
第４章 神籠石と古代祭祀との関連性
１、新たな歴史探訪の道筋
２、最澄と古代風水術
３、筑後には巨大ピラミッドがある！
４、最澄の画策とは一体何か？
５、物部氏族と神籠石
６、筑後有富「若宮神社」の遺物
７、『准南子』と御神旗の符合
８、失われた秦の傳國玉璽と謎の銅版
９、結び・古代イスラエルの「失われた十氏族」
https://www.amazon.co.jp/dp/B07MMV715B
登録情報
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