お江戸の名店の芋酒が呑みたい!
今回もようやく池波正太郎の「鬼平犯科帳」全24巻(文春文庫)を読破することが出来ました。
これまでにも「鬼平犯科帳」は読んだことはありましたし、機会があれば「オール読物」に連載されている作品も何篇かその都度読んできていた記憶があります。
今回はあらたまって全巻を片っ端から読み進めて見たというわけです。
たしかに主人公の長谷川平蔵は江戸時代の実在の人物なのですが、これらの小説作品の中ではどのような人物として描かれているのかが特に気になります。
江戸幕府の火付盗賊改方の長官ですから、役目としては大変な役職だったに違いありません。
作中の長谷川平蔵とはいうと、それはもういい男に描かれています。
役職については頭はきれるし、剣の腕は立つ、物腰に威厳と風格がある。
それでいて人情味があって、下々の者の暮らしにも精通している。
しかも男としての度量はすこぶる大きく、役所でも部下には信頼され慕われているわけですから、どこから見ても絵に描いたような理想的人物像になっている。
だからこそ、作品が引き立って面白いのだと思います。
それても30年以上以前の若い時に読んだ鬼平シリーズと比較すれば随分と違った感じがするもので、そこここに漂う独特の江戸の風情というものを今一度しっかりと味わったような気がしました。
テレビ時代劇の「鬼平犯科帳」もそのままシリーズ化されて、映像世界でも見応えがありました。
毎回楽しみで見ていたように思います。
作中では鬼平こと長谷川平蔵はときたま変装して江戸市中をそれとなく見回るのですが、その都度庶民が味わう料理にも舌鼓を打つという描写があります。
それだけではなく、物語の中ではよく食事のシーンか描かれているのですが、どれもこれも実に旨そうな料理が出されてくるのですが、随所に江戸期の食文化が豊富に描写されているわけです。
蕎麦やうどんはもとより、鄙びた屋台や定番の「五鉄」の軍鶏鍋などが頻繁に登場してきます。
これが読者にはひどく気になるのであります。
鬼平が愛した芋酒??
昔の男??
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