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エッセイや歴史情報なども織り交ぜて書いております。柔軟に題材を絞って書いていきますのでどうかよろしくご笑覧のほどお願い申し上げます。

農業大国から軍事強国に転換していくウクライナの未来

同根の軍事技術が激突するウクライナ戦争の悲劇

連日のようにウクライナ戦争の報道がされていますが、みなさんはどのように受け止めておられるでしょうか?

ウクライナの十倍以上ともいわれる軍事力を持つロシアが侵攻したことで世界中がウクライナに注目し、欧米諸国や日本もその支援の輪に加わっているという状況ではないかと思います。

ロシアもウクライナもかっては同じ旧ソ連邦に入っていました。

それが一方が侵略し、また一方がそれに激しく抵抗しているわけです。

一見するとウクライナは、ヨーロッパ諸国に近い農業大国というイメージで捉えておられた方が多いのではないでしょうか。

たしかにウクライナは世界的な穀倉地帯であり、それと同時に世界有数のIT産業の中心地でもあるわけですが、旧ソ連邦時代からウクライナ軍事産業複合体が多数置かれた特殊な地域でしたし、もともと高度なネット技術を駆使する世界的に悪名高いハッカー集団も暗躍していることでも知られていた、いわゆる有数のデジタル先進国ということになります。

そうした軍事産業には数十万もの国民が従事してきたわけです。

それだけにソ連崩壊後も200にも及ぶ軍事産業複合体が残されたままだといことで、ウクライナ独立後は軍事大国化するのではないかとの懸念を抱いたほどでした。

その後ウクライナは中国に空母を売却したことでその関連技術を引き渡しましたし、ウクライナ製のロケットエンジン北朝鮮ミサイルに使われたとされ、それ以降北朝鮮ミサイルの性能自体は飛躍的に高まったのです。

さらに中国がウクライナの軍事企業でもある航空用エンジン製造大手の「モトール・シーチ」を買収すると云うことでも国際的な話題になったことがありましたし、核技術の関連情報も中国に流れたという話もあります。


いうなればウクライナという国は世界有数の軍事技術大国と云うべきであり、ソ連邦崩壊後は多方面にそうした技術情報が拡散したということになります。

特に中国とは一帯一路の経済政策とも相まって関係性が深いだけに、同国には多くの留学生や研究者を受け入れていたのです。

そのこともあって、個人的にはウクライナという国に対して他とはまったく違ったイメージを持っています。

事実、今回のロシアの侵略に対しても短期間で終息するのかと思いきや、ウクライナは激しく抗戦を続けていますが、そこではわれわれが想定する以上のIT技術を駆使したハイテク戦法で戦っているのです。

通常は圧倒的な軍事力というものは、その兵員数や夥しい兵器類、関連車両といった装備全般でなどで評価されますが、ウクライナ軍のように表面には現れてこないデジタルな情報戦力という新たな展開が垣間見られたように思えます。

ウクライナ教育機関や研究機関が充実しているだけに、ウクライナ軍はこうした科学技術面では臨機応変に対応して短期間に戦闘力として発揮できるポテンシャルが備わっている国だと云えます。

なかでも衛星回線のスターリンクを導入するという戦略で、いち早くロシア軍の動向を把握して的確な待ち伏せによる対戦車攻撃を仕掛けたり、ドローンを使った偵察などが短時日の間に軍事的にシステム化して展開可能となりました。

これによって、ロシア軍はウクライナ領内で制空権も確保できないまま翻弄されてきているのだと云えます。

ウクライナは米英から最新の対戦車ミサイルを提供されていますが、従来よりウクライナ軍側にもこれと類似したシステムがあるわけで、デジタルを扱うと云うことではもとよりウクライナお家芸といえるのではないでしょうか。

すでに双方に多くの犠牲者を出していますが、ロシアにしてもウクライナにしてもこうした最悪の戦闘そのものは避けられなかったのでしょうか?

何時の時代も戦争で犠牲になるのは無辜の民であり、多くの若者らです。

戦闘では逃げ惑う幼い子供らや老人たちも一瞬で命が奪われるのです。

軍事侵攻の目的も知らぬままに駆り出された片田舎の純朴な若者も、いきなり戦車を操縦させられ瞬く間に対戦車ミサイルの攻撃を受けて命を落とすことになります。

それだけの犠牲を出しながら、闘いの後に残るのは大きな悲しみと破壊され荒廃し尽くした町並みだけではないでしょうか。

どこまでも空しいばかりの戦いなのです。

 


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